ギターの練習で「コード」がよく分からなくてうやむやにしていませんか?
音符を見て「あー、Cメジャーってドミソのことか」とわかったような気がする。
だけど、いざギターを握るとそんなことはすっかり頭から消え去って、ひたすらタブ譜どおりに弦を押さえるだけ。
これじゃあ、音ゲーやってるのとあまり変わらないような……。
私もそうです。
そんな私が「コード」を理解するまでの探索の記録です。
CメジャーとかDマイナーといった名前は知っている。だけど練習するとき見ているのはひたすらどの指でどの弦を押さえるかだけ。タブ譜の上にコード名が表示されているけれど全く見ていない。見ても意味がわからないから。
それでも今まで全く挑戦したことがないわけではない。「初心者だって大丈夫!」と親切丁寧な解説満載の「指板図くんのギター・コード講座」も読んでみたし、CAGED理論の解説も読んでみた。だけど全然頭に入ってこない。
そしてようやく気づいたことは、「自分の頭の中でよく考えないとわからない」ということ。もっと早く気づけよって感じだけど、なんとか「コード」を理解したい。
そもそも私には音楽の知識がほとんどないから、基本からおさらいしないとダメかなと思い至った。そこで小中学校レベルに一旦退行ということで、「ちびむすドリル」というサイトでわかりやすい資料を発見した。
なんかそよ風のようにスッと入ってきた。つまり
すごい本を見つけてしまったかもしれない。
「基本5コードを変形!あらゆるギター・コードが身につく学習帳」
この本の最初で取り上げているパワーコード、
6弦をルートとすると
2フレット右隣りの5弦は5度上
その下の4弦は1オクターブ上のルート
となる。つまり
6弦8フレットをルート(ここはCになる)とすると、
5弦10フレットはG(Cの5度上)、
4弦10フレットはC(ルートの1オクターブ上)
となる。
結果、Cのパワーコード完成(パワーコードは3和音のうち3度の音を省略したもの。今の例だとCEGのEが省略されてCGとなる)。
同様に
5弦をルートとすると
2フレット右隣りの4弦は5度上
その下の3弦は1オクターブ上のルート
となる。同じくパワーコード完成。
私にとっては、まさに「開眼」。今まで1〜6弦の並びを「EADGBE」と単に暗記していたけれど、よくよく考えると6弦と5弦、5弦と4弦、4弦と3弦はそれぞれ4度の等間隔になっていることに(いまさら)気づいたとさ。