レッスンレポート

ぼっちギターレッスンリポート 2022.3(弦交換のコツを知る)

 1月から始めた「60日間ギター・サーキット・トレーニング」ですが、3月末時点で21日目まで進みました。この教本、節目節目に1フレーズだけでなく楽曲を題材としたレッスンがあるのですが、いきなり難易度が上がるため基本的にスルー(後回し)にしています。新しいフレーズを始めるときは初めはメトロノームのテンポをかなりゆっくりにし、その後少しずつ上げていくと、なんとなく弾けるようになって楽しい気分を味わう、そんなことを毎日繰り返しています。私の場合、ハンマリングはともかくプルオフがなかなか上手くできず鳴りにムラがあります。動画などを見ても、みなさん当たり前のようにやっているのでコツがよくわからなかったのですが、ひたすら繰り返しているうちに少しずつですが上達してきているような気がします。結局のところ反復あるのみですね。指の力も少しずつついてきているのでしょう。

 さて、ギターといえば弦です。私の場合音色の変化がそれほどわからないので、交換時期は変色してきたなど見た目で判断しています。そんな素人でも弦を交換すると、新品の鳴りの良さは実感できます。普段はERNIE BALLのピンクを使用しているのですが、ARIAなどの安い弦でもいいから、こまめに変えた方がいいのかもしれません。

 弦交換の時に使っているのは、D’Addario ダダリオ ストリングワインダーです。これはワインダーとニッパーが一体となっていて重宝しています。1,500円程度とそれほど高価でもなく1つ買えば多分一生ものですのですので、おすすめです。

 弦交換のついでに指板にレモンオイルを薄く塗っておきます。いろいろな意見があるようですが、塗りすぎなければ大丈夫かなと思います。塗らないと指板にひび割れなどが発生するわけでもなさそうなので不要なのかもしれませんが、ギターを始めたばかりのときに購入したオイルがまだまだあるので使っています。多分、半分も使わないうちに私の寿命がやってくるでしょう。フェルナンデスのものを使っていて、特に不満はありませんが150mlのボトルを一生使い切ることはないでしょう。こちらも一生に1回の買い物ですので、お気に入りのメーカーがあればそちらを購入した方がいいと思いますし、100ml程度の小容量のもので十分です。

 最初の頃に悩んでいたのが、ペグに巻き付けるときに弦を折り曲げる位置です。折り曲げたところをペグに引っ掛け、そこを起点に巻き付けるわけですが、短すぎると1周くらいしか巻き付けることができず、長すぎると何周も巻き付けることになってしまいます。この位置を決めるためのスケールまで販売されているようですが、結論から言えば不要です。ペグの間隔2個分を余分に足した長さのところ(6弦なら4弦のところ)で折り曲げればいいのです。この方法は、光栄堂楽器店からギターを購入したときに納品書と一緒に同封されていた説明書で知りました。光栄堂楽器店とはネット通販でのお付き合いでしたが、購入した機種向けの説明書を添付してくれるなど、すごく親切で信用できるお店だと思いました。オススメです。

Basco