Category: 楽しい・幸せなラスト

どうします?さらに犬のこと大好きになっちゃいますよ [僕のワンダフル・ジャーニー]

 愛犬がいれば抱きしめたくなってしまうこと必死。犬を飼いたいなと思っていた人は翌日には犬を新しい家族として迎え入れてしまうかも知れない。そんな作品だ。犬の一生は短く、その10歳は人間の年齢にすると55歳くらいだと言われる。イーサンが少年から老年になるまでの間に、ベイリーは何度も転生輪廻(なぜか犬にしかならないが)を繰り返し、そして最後にずっと大好きだったイーサンと再会を果たすというストーリーは斬新。そして、「吾輩は猫である」よろしく犬の一人称視点も非常に効果的。犬好きから犬嫌いまで是非観て欲しい。そして犬を飼おうと思って人は、できればペットショップではなく、シェルターに行って保護犬を引き取ってもらいたい。うちもシェルターから譲ってもらった犬を飼っているけど、本当に利口(したたかでもある)で可愛い相棒だ。この作品を観て、こいつも昔私が飼っていた犬の生まれ変わりかもと、随分前に旅立ったその犬の名で呼んでみたところ、ちょっと意味深な表情で振り向いた

「生ききった」と思いながらこの世を去りたい [幸せなひとりぼっち]

 人は皆、いずれ老い、天寿を全うする。目の前にいる老人も、かつて赤ん坊であったり若者だったときも当然あったはずなのに、年下の者は視覚に惑わされ、そのことを忘れてしまいがちだ。この作品ではオーヴエという一人の老人の半生を垣間見ることで、そのことを思い出させてくれる。オーヴエの人生を俯瞰すると幸せな時期よりも不幸な時期の方が多い。しかしオーヴエ自身はとても幸せな人生だと思いながら、この世を去ったことだろう。ラストを観ればその理由はわかる。しかし敢えてここでは書かない。是非皆さんの目で確かめて欲しい。
 そうそう、老人ホームでまるで幼稚園のように絵を描かせたりしているのを見ると、人生を経験してきた先人を蔑んでいるようにしか思えない。私がホームに入らざるをえなくなる頃には、日中は個室で映画鑑賞など好きなように過ごさせてもらい、夕方からは酒が飲めるバーがあるようなホームができていて欲しいものだ。そんなヤツはホームに入る必要がない?確かに一理あるが孤独死はイヤだなと思うのだ。将来AppleWatchに孤独死お知らせ機能がついていれば、そんな心配とも無縁になるが。

どうします?犬のこと大好きになっちゃいますよ [僕のワンダフル・ライフ]

 愛犬がいれば抱きしめたくなってしまうこと必死。犬を飼いたいなと思っていた人は翌日には犬を新しい家族として迎え入れてしまうかも知れない。そんな作品だ。犬の一生は短く、その10歳は人間の年齢にすると55歳くらいだと言われる。イーサンが少年から老年になるまでの間に、ベイリーは何度も転生輪廻(なぜか犬にしかならないが)を繰り返し、そして最後にずっと大好きだったイーサンと再会を果たすというストーリーは斬新。そして、「吾輩は猫である」よろしく犬の一人称視点も非常に効果的。犬好きから犬嫌いまで是非観て欲しい。そして犬を飼おうと思って人は、できればペットショップではなく、シェルターに行って保護犬を引き取ってもらいたい。うちもシェルターから譲ってもらった犬を飼っているけど、本当に利口(したたかでもある)で可愛い相棒だ。この作品を観て、こいつも昔私が飼っていた犬の生まれ変わりかもと、随分前に旅立ったその犬の名で呼んでみたところ、ちょっと意味深な表情で振り向いた